本場結城紬 制作 筬通し
2008年01月22日
結城紬マニアックスです。
今回も本場結城紬の制作工程、いってみよう!
前回は間差し込みが終わったところでしたね。
経糸が正しい順番に並んだら「筬通し(おさとおし)」という作業を行います。
これは、櫛状になった目が680目ある「筬(おさ)」という道具の目に糸を1本1本通していく作業です。
これは「筬(おさ)」といいます。

櫛状になった目が680目あります。
この筬はステンレスでできたものと竹でできたものがあります。いまは道具を作れる人が減ってしまったので、竹の筬は数が少なくなってしまいました。
ちょっと写真が見づらいですけど、筬の目が見えますか???

竹の筬は竹がしなることで多少の糸の節は切れることなく筬の目を通るので、適度に節の残った素朴な風合いが残るので良いと言われています。
経糸は上糸と下糸で対になっていて、これを「やはず」という道具で1対ずつ目に入れていきます。
これが「やはず」です。

こんな感じに「やはず」は筬の目に入るわけです。
実際の作業風景です。

「やはず」のくぼみに経糸の一対を引っかけて、筬の目に通します。

ちなみに、この筬は竹の筬です。
このようにして、一反分の経糸を筬に通していくわけです。

こうしてみると、本場結城紬の工程って、地道な作業が多いですよね。
2008年01月22日
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