本場結城紬 制作 墨付け
2007年10月30日
結城紬の制作工程、概要はこちらを参照下さい
絣を作るための糸が準備できたら「墨付け」作業を行います。
結城紬は、柄の細かさに応じた方眼用紙があり、その方眼用紙に図案を描きます
製経して束ねた糸に竹べらでひとホシずつ、設計図案通りに柄を写し取っていきます
色分けが必要な場合は、自分で分かるように糸に色の印も付けていきます
これは緯絣の墨付けです
経絣の場合は、枠に巻き付けた状態で墨付けを行います
この後の工程で何度かお湯や水にくぐらせるので、墨が落ちてしまわないように、良質の墨を使う必要もあります
2007年10月30日
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