本場結城紬 話題 伝統的工芸品のお話:結城紬マニアックス【本場結城紬のあれこれ】

本場結城紬 話題 伝統的工芸品のお話

2007年10月10日

重要無形文化財に続いて、今回は伝統的工芸品のお話

本場結城紬は、先に解説した重要無形文化財の指定の他に、この「伝統的工芸品」の指定も受けていて、産地には「伝統工芸士」の資格を持った職人さんがたくさんいます

「伝統的工芸品」とは「伝統的工芸品の振興に関する法律」にて指定されます

この法律は「伝産法」と略されます

ちなみに、認定するのは経済産業大臣です

平成19年3月現在、伝統的工芸品は210品目に上ります


ちなみに、伝統的工芸品の「的」って何だろう、と思っていたのですが、説明を見つけました

以下、引用です

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「的」とは、「工芸品の特長となっている原材料や技術・技法の主要な部分が今日まで継承されていて、さらに、その持ち味を維持しながらも、産業環境に適するように改良を加えたり、時代の需要に即した製品作りがされている工芸品」というほどの意味です。

参考:「日本の伝統的工芸品館」

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伝産協会では、伝統的工芸品の表示、その他の宣伝について統一イメージで消費者にアピールするため、伝統的工芸品のシンボルマークとして「伝統マーク」を定め、経済産業大臣の指定を受けた伝統的工芸品業界全体で使用することとしています

こんなマークです


伝統的工芸品として必要とされる要件についてはまたの機会に解説します

2007年10月10日

カテゴリー:本場結城紬 豆知識