本場結城紬 制作 染色:結城紬マニアックス【本場結城紬のあれこれ】

本場結城紬 制作 染色

2007年10月04日

糸煮込み」により不純物が取り除けたら1回目の染色をします

絣しばりで触れましたが、ここで染めた色が絣の色目になるわけです


染色店の事を結城では紺屋(こうや)と呼びます

紺屋は機屋(はたや)の注文に応じて化学染料を調合し、1色目の色(絣の目色)を染めます


染料を入れた熱湯は、糸の染めムラをなくすために一度冷まし、その後、糸を絶えず動かしながら煮立てていきます。


糸が染まってきました。


最後に糸を水洗して余分な染料や、染料と一緒に入れた助剤を洗い流します


こうして染め上がった糸は、紺屋からはた屋に運ばれます

染色には、他に絣を染める際の独特の染め方があるんですが、それまはた次回

2007年10月04日

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