本場結城紬 制作 下糊付け(2)
2007年09月25日
今回は実際に糊付けとしているところをご覧いただきましょう
これが染め上がった糸です
正確な濃度で糊付けをするために、まずは糸の重さを量ります
おおよその濃度は決めていますが、実際に織りを行う季節の湿度や、染めた色目など、様々な要因を加味して最終的な濃度を決めます
糊がムラに付かないように気を付けながら糊を付けていきます
糊が糸に良く染みるように糊付けします
糊は甘いと弱くて切れやすく、逆に効きすぎると糸がくっついてしまって管に巻くときに糸の1本1本が離れず切れてしまい、どちらにしても後の作業の能率が悪くなります
全体に糊は良く染みるまで数十分、糊に付けたまま放置します
次回、この糊を絞って管に巻きます
2007年09月25日
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