本場結城紬 制作 機織り(4)
2007年09月21日
ども、機織り4回目です
前回、杼の準備もできましたので、織ってみましょうか
まずは緯糸を入れて、杼でどん、どん、
杼を反対側に抜いて、次におさつかでとん、とん、
他産地の高機は、杼が小さく、おさが織機の上から吊り下げられているものが多いです
そして、杼で緯糸を通した後に、おさで打つという織り方ですが、結城紬の場合は杼で打つといった感じですね
足に引っかけた紐を引くことで下糸が吊られて開口動作、本場結城紬は下糸だけに掛け糸が付いている片口開口で独特の地風が生まれます
で、開口した状態で反対側から同様に緯糸を入れて打ち込みます
その後、足を戻して下糸を下ろします
あとはこの動作の繰り返しです
次回、機織り最終回!
2007年09月21日
カテゴリー:本場結城紬 制作